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ドイツ語翻訳に関するエッセイ

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  -- 翻訳におけるリサーチ作業の重要性
  -- 翻訳と言語の特異性に関わる問題について
  -- 翻訳作業 - 医薬、医療翻訳の場合
  -- 翻訳について思うこと
  -- ドイツ語から日本語への翻訳について
  -- ドイツ語の学習とドイツ語翻訳
  -- 言語と文化の特質 ・ 相違を踏まえた自然なドイツ語翻訳
  -- 異文化を翻訳する − ドイツ語翻訳編
  -- ドイツ語の電子辞書
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  -- 機械翻訳
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ドイツ語一口メモ ドイツ語の資格認定試験

現在の日本ではさまざまの領域で全国的に統一された基準によって若者の技能や知識を証明し、就職や職場での昇進の資料としようとする動きがあります。これまで大学で教授されていた科目の中にもこのような資格認定試験の対象となったものがいくつもあります。

その中でも外国語の資格試験は比較的古くから存在し、とりわけ英語については従来より英検やToeflがあります。そして最近特に注目されているのがToeicですが、近年では英語以外のいくつかの言語、主として大学で第二外国語として教えられている他の諸外国語についても同様の資格認定試験が実施されるようになっています。

ドイツ語技能検定試験(いわゆる独検)は、財団法人ドイツ語学文学振興会が1992年から始めた日本語を母国語とする人々を対象としたドイツ語の資格認定試験です。日本のこれまでの外国語教育では、読み・書き・聞く・話すのうち、書かれた文章の理解(いわゆる読解)に重点が置かれ、他の諸要素が比較的おろそかにされる傾向がありました。もちろん最近では視聴覚機器や情報技術の発達、さらには国際的な人的移動の容易化によって、語学教育のありかたも大きく変わってきました。しかし、それにもかかわらず、日本の置かれた位置から、日本国内にとどまって外国語を学習する人々のほとんどはその外国語のネイティブスピーカーと接触する機会が非常に限られており、よほど意識的な努力を続けない限り上記の四つの要素がそろった総合的な外国語能力を習得することは容易ではありません。このような状況の中で日本語と日本の置かれた状況を配慮して、総合的なドイツ語の能力の習得を奨励し習得者にはその証明を与えようとするのが独検です。

資格は1級から4級の4段階に分けられ、上の1級と2級は大変難しく一定のまとまった期間ドイツ語圏で生活をしてドイツ語力の習得に努めるか、日本国内ではやや特殊な環境で相当の期間学習を行う必要があります。3級と4級は大学でドイツ語コースを履修し視聴覚機器などの活用によって勉強すれば取得可能な資格です。試験は毎年二回実施されていますが受験者の少ない1級と2級は秋に一回行われるだけです。2008年の試験からは、1級と2級の間に新たに準1級が設定されこれが現在までの2級相当の難易度となり、代わりに2級がやややさしくなって、これまでの1・2級と3・4級のあいだの隔たりが縮まります。さらに事実上の第6等級である5級が新設されます。初歩段階のドイツ語学習者を対象として彼らに対しても資格の認定を与えて、その後の学習を奨励することが趣旨とされているようです。





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