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行政翻訳とは、政府や中央官庁、地方自治体といった行政機関や公的機関を依頼主とする翻訳形態のことを指します。
こちらでは、日本の行政文書を英語などの外国語に翻訳することについて述べています。
この翻訳形態では、一般的なビジネス翻訳とは違った観点にたって物事を考えていく必要があります。というのも、翻訳をする文書が行政関係や公的機関に関わる内容なので、政治性 ・ 対社会性が非常に強いものになるからです。普通のビジネス文書の場合、最終的には依頼主であるお客さまの利益にどれだけ結び付く翻訳ができるのかどうかがポイントとなってきます。しかし、行政翻訳の場合は、ちょっとした言葉の選び方の違いによって、思いもよらない政治的 ・ 社会的問題に発展してしまう可能性があるのです。

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行政英語翻訳、英文校正で大切なこと
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By Dave Parker (CC)

行政英語翻訳、英文校正で大切なこと

a.適切な表現

日本の行政文書では、「 〜等 」、「 〜のこととする 」、「 検討する 」、「 理解する 」といった、いわゆる“ 玉虫色 ”の日本語表現が多用されます。特に、「 検討する 」という日本語は典型的な表現で、外交交渉などのシーンで日本の政治家や官僚が口にしています。しかし、「 検討する 」が「問題を放置して何もしないという意味だ」と揶揄されることも多々あります。また、「 〜等 」も、「 はっきりとこの問題に焦点を絞る」ことをせず、政治的責任をぼかす意図をもって使われることが多いため、翻訳するときには言葉の表面だけでなく、その裏にある政治的な意味合いも十分考慮する必要があります。日本の文化的背景が多いに影響する場合も多々あるため、翻訳した英文を専門のネイティブ校正スタッフが校正作業をおこなうときには、翻訳スタッフとの親密な情報交換、内容確認が不可欠になってきます。


b.同じ表現の繰り返し

シャチ
By Erik Ogan (CC)
行政文書の特徴として、何度も複数箇所で同じ言い回しが繰り返し使われるということも挙げられます。これは、組織名であったり、あるまとまったフレーズであったり様々です。こういった表現を訳す場合、原則的には原文に忠実に訳すことが求められます。しかし、場合によっては、英語として自然な文を作るために、ある箇所だけ抜かす、あるいは文脈に合った別の表現に変えることが必要になることもあります。こういった翻訳プロセスも、英文校正スタッフとの絶妙な連携プレイが大切になります。


c.組織名やプロジェクト名などの固有名詞

行政文書には、しばしば特定の組織名やプロジェクト名、法律などの固有名詞が出てきます。こういったものを訳す場合、原則的には公式に決められた英語での名称を使うことが求められます。その名称は、各行政機関のオフィシャルサイトを見たり、直接その機関に問い合わせをしたりするなどして調べます。しかし、その時点で、まだ公式な英語での呼称が決定されていない場合もあります。そのときには、依頼主である行政機関の側と話しあって、どんな表現が適切なのか確定させる必要があります。例えば、一例をあげると、「 海上保安庁国際テロ警備本部 」という名称が文書に書かれていた場合、英語での公式名称を調べようと海上保安庁のオフィシャルサイトを見ても、掲載されていません。そんなとき、a headquarters for combating international terrorismといった一般的な表現で表記するのか、あるいはthe Headquarters for Combating International Terrorismといったように大文字表記にして、これを公式名称として使用することにするのかといったことを、当該機関との交渉により確定しなければなりません。また、ネイティブの力を借りて、不自然な表現になっていないかどうかなどを確認する必要があります。


d.情報の付加や削除

フラミンゴ
By Matt McGee (CC)
行政文書の政治性 ・ 対社会性という観点から、原文の表現を分かりやすくするために、「情報を付加すべきか、削除すべきか」ということが大きな問題になります。追加した情報によって、誤解や曲解を招いてしまってはならないからです。こういった点も、一般的なビジネス文書と違った意味での細かな配慮が要求されます。


e.形式の統一性

行政文書は、市民 ・ 国民の税金を使用して公共のための情報媒体として発刊されるものなので、文書自体の体裁もよりも信頼性があるものにしなければなりません。言葉の表記が一貫していなかったり、フォーマットが統一していなかったりすると、それだけでその公的機関の信頼性を損ねる原因にもなりかねません。したがって、各タイトルのCapitalization( 大文字表記 )が全体に間違いなく統一されているかどうか、スペースを入れるべき箇所が一貫しているかといったことを細かくチェックする必要があります。ELS では、1つの翻訳の案件に、2人の翻訳スタッフ、校正スタッフ、ネイティブスタッフなど多くの作業スタッフが関わりますので、極めて精度の高い翻訳文章をご提供できます。 


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