スペイン語について
スペイン語は、またの名をカスティリャ語ということをご存知ですか?一般にスペイン語 ( espa ñol ) と呼ばれるこの言語は、中世カスティリャ王国で話された言葉ということからカスティリャ語 ( castellano ) とも呼ばれます。
その昔、レコンキスタを果たしイベリア半島を統一したカトリック両王。その領土であるカスティリャ王国とレオン王国のあった地方はカスティリャ ・ レオン、またマドリッド周辺とドンキホーテで有名なラマンチャ地方はカスティリャ ・ ラマンチャと呼ばれ、この二つの地方はスペイン中央から北部に位置します。スペインではカタルニア語やガリシア語、バスク語、バレンシア語も各自治州の公用語であるため、こうしたスペイン語以外を話す地域では、スペイン語のことをあえてカスティリャ語ということもあります。
ラテン語から派生するロマンス語系言語であるスペイン語は、主にスペインおよび中南米 （ ブラジル、ハイチ、ガイアナ、ベリーズその他カリブ島嶼国を除く ） で使われています。アメリカのヒスパニック系、フィリピンの一部、アフリカ西岸の西サハラと赤道ギネアを含めると、スペイン語人口は4億人にのぼります。スペイン語人口については、「 スペイン語を話す人口link 」 のページをご覧ください。
スペイン語は、日本語同様、母音がaeiouの５つで、発音が易しく比較的なじみやすい言語です。アメリカのロサンジェルス、ラスベガス、コロラドなどの地名はスペイン語で、また日本語にもタバコ、シャボン、カステラなどイエズス会宣教師がもたらしたスペイン語起源の言葉があります。こうしてみると、スペイン語は意外と身近な言葉です。
昨今のグローバル化、インターネットの普及などから、今後ビジネスの場や情報発信において、スペイン語人口はより重要な存在になってくることでしょう。
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スペイン語一口メモ スペイン語と日本語の単語
スペイン語と日本語は、発音が同じ事からお互いの言葉に聞こえてしまう単語がたくさんあります。例えば、スペイン語のカサは日本語の傘に聞こえますが、家の意味です。他にもバカ （ 日本語で牛 ）、アホ （ にんにく ） など、面白い単語がたくさんあります。
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