ドイツ語翻訳、ドイツ語校正、和独訳、独和訳、英独訳、独英訳

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ドイツ語から多言語への翻訳

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ドイツ語から翻訳する対象言語が主要言語の場合にはそれらの主要言語のネイティブ翻訳者が翻訳作業を担当します。しかし、特殊言語が対象の場合ですと直接ドイツ語からそれらの言語に翻訳することができず、英語など他の言語にいったん翻訳しておいて、その英訳文をさらに目的とする特殊言語に翻訳しなければならないケースがあります。このようなことは、翻訳を引き受ける機関に幅広く多様な翻訳担当者が揃えられていないときに起こります。しかしながら、このような手続きではいったん原文を別の言語に翻訳した上で、さらに目的とする言語に再翻訳することとなり、原文のもつ細かいニュアンスや味わい、また場合によっては実質的な意味内容が、最終結果においては損なわれてしまうリスクがあります。

これに対して ELS の行う翻訳は、翻訳対象言語がヨーロッパ言語である場合には、すべてドイツ語から対象言語への直接翻訳です。ELS では、世界各国に揃えたドイツ語に精通した多言語ネイティブ翻訳者とネイティブチェッカーを駆使し、ドイツ語の原文に忠実に、他の言語を介することなくドイツ語から直接対象言語に翻訳しております。ただし、対象言語がヨーロッパ言語のうち特殊な言語である場合には、対象言語のネイティブ翻訳者が翻訳に当たれないこともありえますが、しかしその場合でも訳文は必ずネイティブ校閲者のチェックにかけますので、ネイティブ翻訳者が直接ドイツ語から翻訳したのに近い翻訳品質を得ることが可能です。

笛
By Giorgio Montersino (CC)
また、非ヨーロッパ特殊言語へのドイツ語からの翻訳につきましては、個別にご相談をお願いいたします。世界に広がる弊社ネットワークを通じて極力ネイティブ翻訳者による直接翻訳ないしそれに近い形での翻訳をご提供できるよう最大の努力をいたします。

翻訳とチェックの方法につきましては、お客様のご希望 ・ ご要望にあわせて対応させていただきます。ELS では、日本国内外の経験豊富な日本人翻訳者およびドイツ語 ・ 多言語ネイティブ翻訳者を駆使し、ドイツ語翻訳関連の幅広いご要望にお応えします。

ドイツ語から多言語への翻訳料金は、原文の長短や対象言語の性質によって異なりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

ELS は、経験豊かな多数の言語のネイティブ翻訳者とドイツ語ネイティブとのチームワークにより、高品質の翻訳をお届けします。


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ドイツ語翻訳、校正などの代表者連絡先 : honyaku@excom-system.com

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ELSは、英語を中心とした翻訳 ( 和英翻訳、英和翻訳、多言語双方向翻訳 )、英文校正 ( 英文添削、 編集 リライト、 校閲、 ネイティブチェック、 プルーフリーディング )、ウェブデザイン 等の総合サービスをしております。

英語 ( 和英翻訳、英和翻訳 ) の他にも 、主要言語であるドイツ語( 和独翻訳、独和翻訳 )をはじめ、ご要望の多いフランス語 ( 和仏翻訳、仏和翻訳 )、イタリア語 ( 和伊翻訳、伊和翻訳 )、ロシア語 ( 和露翻訳、露和翻訳 )、スペイン語 ( 和西翻訳、西和翻訳 )、といった主要言語のほか、ポルトガル語 ( 和葡翻訳、葡和翻訳 )、オランダ語 ( 和蘭翻訳、蘭和翻訳 )、ギリシャ語、スウェーデン語、ノルウェー語、デンマーク語、フィンランド語などの欧州言語から、世界の各地域における特殊言語に到るまで、ほとんどの言語を網羅する双方向翻訳と校正に対応いたします。

ELS では、自動車、エレクトロニクス、機械、産業、電気、電子、半導体、通信 ( ソフト、ハード )、情報セキュリティー、ネットワーキング から、医学、薬学、バイオ、化学、環境、土木、建設、そしてさらには特許、法律、契約(契約書)、行政、政治、経済、金融、マーケティング、国際ビジネス、国際取引、メディア、観光、歴史、社会学、文学に至るまで幅広く、それぞれの分野での翻訳サポートをする専門知識を持ったそれぞれの言語の翻訳・校正のスペシャリストを確保しています。

ELSでは論文翻訳もサポートいたします。各種論文のグローバル発信の重要性が求められる現状では、いかに優れた論文でも、翻訳する場合は当然、翻訳者の専門知識、技量が必須です。理系 ・ 文系を問わず各分野の日本語論文のドイツ語翻訳は ELS にお任せください。ご希望に沿ったドイツ語論文に仕上げます。ドイツ語論文の書き方についても経験豊かな専門家が対応いたします。
各学部 ・ 専攻の卒業論文はもちろんのこと、医療論文 ( 医学論文 )、小児科論文、看護論文、法律論文、観光論文、科学論文を始め、環境、半導体、自動車の技術 ・ 研究論文、経済、政治、歴史、社会学、文学、ビジネス等多岐にわたる学術論文において、各分野での専門知識を持った翻訳者やネイティブが翻訳 ・ 校正を担当いたします。

また、日本文化に精通した日本在住のネイティブとのコラボレーションによりリーズナブルな料金で高品質なサービスの提供が可能になります。英語はもちろんのこと、ドイツ語の翻訳を通じて、著しい発展を遂げるドイツとの架け橋になることができれば、私どもにとって望外の喜びです。様々の分野の各種文書の作成に関する日本 ・ ドイツ間の習慣や思考方法の違いにまで踏み込んで、きめの細かい翻訳をお届けします。

ELSは、翻訳品質 ・ 顧客対応共にベストな翻訳サービスを提供いたします。

ドイツ語一口メモ 

ドイツ語形容詞の名詞化

 ドイツ語では名詞を書くときには最初の文字は固有名詞に限らずすべて必ず大文字で表記します。このことだけでも知っていれば、たとえドイツ語についてのその他の知識がなくても、ドイツ語で書かれた文章は視覚的にそれとすぐに識別できるものです。何十年か前にドイツでは名詞を大文字で書き始めることに反対し英語やフランス語と同じように他の諸品詞と同様に小文字で綴るように変えようとする動きがありましたが、結局定着しませんでした。ドイツ語では辞書の見出しも名詞は大文字で始まっています。このため、ドイツ語学習者にとっては、例えば Tat( 事実、行い )という名詞の語はtatを Tat と綴り変えたものとしてではなく、始めから Tat としてしかありえないものとして記憶されます。もちろんこのことはあらゆる名詞に対して当てはまります。

  名詞だけに独特のこのような表記法から、ドイツ語では他の品詞についても最初の文字を大文字とし語尾に名詞に準じる変化を施すことによって名詞として使用するという現象が、フランス語などの他のヨーロッパ言語よりも頻繁にしかも容易に生じます。このような現象を名詞化 ( Substantivierung ) と言いますが、ここでは形容詞の名詞化について紹介してみましょう。

 一般に国名から作られる形容詞が名詞に変化するという現象はドイツ語に限らず見られます。もっとも簡単な例として 「 ドイツの 」 という意味の英語である German は同時に 「 ドイツ人 」 という意味の名詞としても使われます。これに相当するドイツ語は deutsch であり名詞に変化すると der (die) Deutsche あるいは ein (eine) Deutscher (Deutsche) となります。元の形容詞が名詞としても使用される点は英語と同様ですが、しかし、ドイツ語では名詞になると大文字で表記され、一定の規則に従って語尾が変化する点が大きく異なります。こうした国名にかかわる形容詞以外にも、krank( 病気の )が der (die) Kranke ( 病人 ) に変化するように、いくつかの形容詞は慣用的に名詞に変化します。このような例は英語でも見られます ( このドイツ語の例に相当する例は sick で、形容詞としても名詞としても使われます。ただし英語では語の形は最初の文字も語尾も変化しません。 )

ご注意を
By Patrik Tschudin (CC)
 しかし、実はドイツ語では原則としてどのような形容詞でも ( 形容詞的に使用される動詞の過去分詞も含めて ) 上記のようなわずかな形の変化によって名詞として使うことが出来るのです。このようにして作られる名詞は、元になった形容詞の意味を受け継いだ抽象名詞になり、意味も抽象的であることが一般的であり、そのため性も先の例のような男性や女性ではなく、中性になります。例えば、まさに 「 一般的 」 という意味の allgemein という形容詞は、das Allgemeine という形で 「 一般的なもの 」・「 一般的なこと 」 という抽象的な意味を持つ名詞に簡単に変化します。このほかに原則としてすべての形容詞が、慣用的な名詞的用法のあるなしにかかわらず、同一の規則に従って抽象概念を表す名詞としても用いられます。ドイツ語における思考は抽象的な性格を他の言語よりも強くもっていると言えますが、こうした抽象名詞の構成方法もその一つの要素をなしています。 

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