ドイツ語翻訳、ドイツ語校正、独和、独英翻訳

ELSバナー


ドイツ語翻訳 ( 独和翻訳 )

コンドル
By Tobias (CC)

早わかりページバナー

ELS では日本語からドイツ語へ、およびドイツ語から日本語へ翻訳を行っております。日本国内外の経験豊富でさまざまな専門分野に精通した日本人翻訳者およびドイツ語ネイティブ翻訳者を起用し、ドイツ語翻訳の幅広いご要望にお応えします。

独和翻訳においては、日本人翻訳者とドイツ語ネイティブ翻訳者を起用し、ドイツ語の原文の理解および日本語に翻訳された文書の正確性を高めています。ドイツ語から日本語への翻訳は、ドイツ語に関する深い知識のある日本人翻訳者が担当します。必要に応じてドイツ語のネイティブ翻訳者とも相談いたします。日本人翻訳者が担当することにより、日本人の書く、自然な日本語文書に仕上がります。文化的な見地から不明瞭な点がある場合には、ドイツ語ネイティブ翻訳者やライターが日本人翻訳者を強力にサポートいたしますので、お客様からお預かりしましたドイツ語文書を正確に翻訳することをお約束いたします。

ELS では独和翻訳に次のような二つのレベルを用意してお客様の異なるニーズに対応いたします。翻訳料金の単価はドイツ語元原稿150ワードあたりで設定いたしますが、レベルによって異なります。

コテージ
By Annia 316 (CC)
ドイツ語から日本語への翻訳レベル1では、日本人翻訳者がネイティブ専門家と相談をしながら翻訳を担当し、翻訳文書のスタイルを維持しながら、誤解がなく自然に理解しうる日本語になるよう翻訳文の仕上げをします。文章力のある日本人翻訳者が担当することにより、仕上がりのよい日本語文書となることをお約束いたします。ただし、翻訳レベル1は日本人の第二翻訳者による品質確保のための最終チェックを含まないドラフト翻訳となりますことをご了解ください。

ドイツ語から日本語への翻訳レベル2では、日本人翻訳者が一旦仕上げた翻訳文を、日本人の第二翻訳者がドイツ人の専門家と相談をしながらチェックを入れることにより最終的に仕上げます。ELSでは、第一番目の翻訳者と同等に熟練した翻訳者をチェッカーとして起用し、翻訳内容に漏れがないか、間違いはないか等を確認します。

なぜ、このような過程が必要なのでしょうか?
雑誌の記事や、書籍などの出版と同じアイデアです。著者が文書を作成し、編集者が編集します。人が自分の作品をチェックするのはとても困難なことなので、やはり第三者の 「 目 」 が必要です。このような理由から、ELSの翻訳サービスでは、チェッカーとしてのもう一人の翻訳者の存在が欠かせないのです。

このような工程により、専門的な文書として通用する高水準の日本語翻訳文が出来上がります。このレベル2をご希望でしたらお問い合わせください。ご要望にできる限り対応させていただきます。

以上のように、ELS では2つの翻訳レベルを設定して、経験豊かな日本人翻訳者とドイツ語ネイティブ専門家とのチームワークにより高品質の翻訳をお届けします。翻訳対象であるドイツ語の発注文書の性格により、またお客様のご要望により、お選びください。


エクスコムシステム ランゲージ サービス

ドイツ語翻訳 ・ 校正などの代表者連絡先 : honyaku@excom-system.com

( お支払いは日本国内の銀行口座あての振込みを御利用いただけます。)

自転車
By Mariano Kamp (CC)
英語翻訳 ( 和英翻訳、英和翻訳、英語多言語間翻訳 )、英文校正 ( 英文添削 編集 リライト 校閲 ネイティブチェック プルーフリーディング )、ウェブデザイン 等の総合サービスを提供しております。

英語 ( 和英翻訳、英和翻訳 ) の他にも 、主要言語の一つであるドイツ語( 和独翻訳、独和翻訳 )をはじめ、フランス語 ( 和仏、仏和 )、イタリア語 ( 和伊、伊和 )、ロシア語 ( 和露、露和 )、スペイン語 ( 和西、西和 )、ポルトガル語 ( 日葡、葡日 )、オランダ語、ギリシャ語、スウェーデン語、ノルウェー語、デンマーク語、フィンランド語など多言語の翻訳と校正に対応いたします。

ELS では、自動車、エレクトロニクス、機械、産業、電気、電子、半導体、通信 ( ソフト、ハード )、情報セキュリティー、ネットワーキングから、文学、医学、医療、薬学、バイオ、化学、環境、土木、建設、そしてさらには特許、法律、契約(契約書)、行政、政治、経済、金融、マーケティング、ビジネス、国際ビジネス、国際取引、メディア、観光、歴史、社会学、文学に至るまで、それぞれの分野での翻訳サポートをする専門知識を持ったそれぞれの言語の翻訳・校正のスペシャリストを確保しています。

また、日本文化に精通した日本在住のドイツ語ネイティブとのコラボレーションにより、リーズナブルな料金で高品質なサービスの提供が可能になります。 ドイツ語の翻訳を通じて、著しい発展を遂げるドイツとの架け橋になることができれば、私どもにとって望外の喜びです。各種文書の作成に関する日本 ・ ドイツ間の習慣の違いにまで踏み込んで、きめの細かい翻訳文をお届けします。

翻訳品質、顧客対応共にベストなサービスを提供いたします。

ドイツ語一口メモ 
日本語の中のドイツ語

やや古い話になりますが、日本人が本格的にドイツ語の学習を始めたのは19世紀半ばの明治時代からのことです。それ以前の江戸時代には徳川幕府の鎖国政策により外国語の学習と文献の輸入は中国語とオランダ語しか許されていませんでした。しかし、明治維新によりこのような制限が一挙に解除されたとき、欧米の文化を急速に取り入れ日本の近代化に役立てようとする動きがにわかに活発になりました。欧米言語の習得はそのための大前提でした。明治時代の日本の近代化にとって欧米諸言語の中でもドイツ語は特別に重要な地位を占めていました。明治初期の1870年代からの数十年間、国民国家としての体裁を整えたドイツはそれまでの経済的な後進性を脱すべく、急激な産業化と経済発展の道を国家主導の下に推し進め、重化学工業を中心とする産業技術開発の面でもまさに 「 世界に冠たる 」 地位を築きつつありました。ちょうど同じ時期にやや遅れて封建制の社会から欧米諸国に短期間でキャッチアップしなければならなかった日本にとって、後発国ドイツはイギリスやフランスそしてアメリカに増して多くの学ぶべきものを持っていました。

その時代の将来を嘱望される優秀な若者たちの多くは、特に旧教育制度の柱をなしていた旧制高校 ・ 旧帝国大学においてドイツ語を懸命に学び、またそのうちの選ばれた者たちは将来の日本の発展を背負って立つ人材として活動するために官費でドイツに留学しました。また、新しく設置された医師の養成機関である大学医学部でも近代医学の範はドイツ医学に求められ、学生たちは勉学の前提としてドイツ語を学ばなければなりませんでした。こういう雰囲気の中で日本社会ではドイツ語を知っていることは一種のステータスシンボルとして機能しました。現在ではほとんど行われなくなりましたが、医学部出身者や官僚たちは自らの教養や社会的地位を示し相互に仲間を認めあうシンボルとして、日本語での会話のなかにドイツ語の単語を混ぜるというようなことがありました ( これは、19世紀までのロシア貴族がロシア語の会話にフランス語を混ぜていたのに通じるところがあります )。

また、第二次世界大戦中はフランス語や英語はいわゆる「敵性言語」として日本ではその使用や学習が禁じられましたが、反対にドイツ語は同盟国の言語としてそれ以前と同様に奨励されました。

注意!
By Library Mistress (CC)
第二次大戦後までの時代にはこのようにドイツ語は日本の知識層にとって特別な意味を持つ外国語でした。現在もわれわれの日常語のなかでごく普通に使われているドイツ語起源の言葉はこの時代に由来するものです。現在でも医師の使用する診療記録の用紙は 「 カルテ 」 と言いますが、もともとは英語の 「 カード 」 と同じ言葉で単に紙片を意味するものです。また、エネルギーやアルバイトという言葉も今の日本では特にドイツ語としては意識されることなくごく普通に用いられています。しかし、外来語の常としてもともとの言語内での意味や用法からずれてしまっている例もあります。上記のアルバイトはドイツ語ではもともと 「 労働 」 とか 「 仕事 」 という意味ですが、日本では主として学生の行う不定期 ・ 短期の時給で支払われる仕事だけを指します。ドイツ語を学習する場合、日本で外来語として使われているドイツ語起源の外来語に付与されている意味にとらわれるのではなく、ドイツ語としてそれらがもっていたもともとの意味に注意することが大切です。ドイツ語起源のものに限らず日本語の中で日常的に使われている外来語は、すでに外国語ではなく日本語の一部となっていると考えるほうが妥当でしょう。



ページの先頭に戻る



エクスコムシステム ランゲージ サービス(ELS) Copyright 2014無断転載禁止。