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日仏カップルの諸問題(その2)――国内編

庭園
By Patrick (CC)


どうもパリで暮らすことにはある種の付加価値がついて廻るようですが、それと同じ理屈で、フランス人とはある種の付加価値をもっている人種と考えられ、したがってフランス人とおつきあいすることもある種の付加価値がついてまわることになりそうです。

ところで、このようにパリに対して強い憧れ、ひいては欧米社会にたいして強い憧れを抱いている人たちはどのようにして行動開始をするのでしょうか。

まず国内で。
国内には白人男性はそれほど多くはありませんから、白人男性と知り合うためには、ある程度考えて、積極的に行動に出る必要があります。これはフランス人ばかりではありませんが、六本木などには外国人があつまるディスコ・クラブがあります。そういうところへ出かけていって声をかけられるのをまっているわけです。

実はミクシには国際カップルを専門とするコミュニティがあります。そういうところを見ていますと、まあ、そういう場所でのトラブルが非常に多いようですね。お互いに割り切った上でのつきあいなら、それはそれでよいのでしょうが、しかし女性の方が本気になられるといろいろ問題が生ずることになるようです。前述のミクシ上のサイトなどでは「カレシができたけど、カレは本気でしょうか?」というような相談があまりにも数が多いので、管理人が「いい加減にしてくれ」という返事をしていました。

もう一つ知り合うための方法は、語学学校へ行くというやり方です。
語学学校の先生と知り合うわけですから、六本木よりは少しはちゃんとしているかもしれません。ただ、これにも問題があります。それは外国人の先生が女性たちのアイドルとかしていて、競争が激しいことです。

ちなみに、日本にやってきた白人男性はあまりにもててしまうので、当初自分を見失うと言われています。これを、その世界の人たちは「日本デビュ」と呼んでいます。

またこれとは別にミクシ上などでフランスからやってきたツアーのフランス人と日本人(日本人は誰でも参加自由)との交流パーティなども開かれているようです。ただし主催者たちはどういう目的でこういう無料のパーティを開いているのか、意図はわかりかねます。

また、もちろんフランス系の外資企業で働くというやり方もあります。これは現在、フランス系企業はほとんどが業務は英語になっているので、英語さえできれば問題ありません。ただ、上司がフランス人になるのでフランス語ができる方がよいに越したことはないのです。つまり英語か仏語がある程度できるのがベストなのです。

またこれとは別に米国系、フランス系のソーショル・ネットワーク、たとえばマイ・スペースなどでペンフレンド募集のようなコミュニティがありますから、そういうところを利用するという方法もあります。これも相手をフランス人と限定してしまえば、フランス人とだけコミュニケーションをすることが可能ですし、お互いに気持ちがあえば、もっと親しい交際も可能でしょう。どちらかが相手の国に行ったときに会う、ということも可能でしょう。それ以上の発展の可能性だって大いにあります。悲喜劇もあります。

しかし、もっとも本格的にフランス人と知り合う方法は、やはり留学してしまうことでしょうね。現在、アジア系の女性は非常にもてると言われています。ただ、どういう理由でもてるのかは、いろいろ考えてみる必要がありそうです。


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フランス語一口メモ パリから日帰りでいけるフランスのまち
ランス

ランスはご承知の通り、大聖堂で有名な町です。アミアンなどと並んで、現在では大聖堂を除いてそれほど大した物はないようなところです。しかしもちろん、もうちょっと子細にみればなにかと興味深いものが発見できることは当然です。なにしろフランク王国に遡る非常に古い歴史を誇る町であるからです。
ランスのカテドラルは、フランスの歴代の王様がここで戴冠式をすることで有名でした。歴代の王はここで戴冠し、死後はパリ近郊のサンドニの大聖堂に祭られることに基本的には決まっていたのです。ですから、ナポレオンのあとの王政復古の2代目の王様シャルル10世までもここで戴冠を致しました。
ランスの大聖堂は一次大戦のおりにだいぶ痛めつけられましたが、現在では見事に修復をされています。



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