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ELSの翻訳
よくある!翻訳でのこんな誤解
実際に発生したトラブル例
カルチャーチェック

ELSの翻訳

ELS の翻訳は、翻訳された後の文章が、確実にその国の人々に的確に(誤解なく)伝わるように、文化的な側面を常に考慮しています。

サメ
By Gary Rinaldi (CC)
ご依頼いただいたお客様には、無料でネイティブの 「 簡易カルチャーチェックサービス 」をおこなっております。
※ ただし、細かいカルチャーチェックをご希望の場合には、お申込みいただく際に、その旨お伝えいただきますよう、よろしくお願いいたします。

実は、お手持ちの日本語を英語にしただけでは、相手に真意を伝えることができないことが多いのです。
なぜなら、お互いの国がもつ文化が全く違うからです。

私たちが書く文章は、どんなに素敵な文章であっても、日本語に適した内容なのです。つまり、日本文化に根付いた視点で執筆されており、日本人にしか伝わらない文章になってしまっているのです。 今、ここに記載されている文章も、そのまま私たちが考えている「 英語 」に訳をしてしまうと、全く意味が通じなくなってしまいます。

● 文章の書き方
● 伝えたいことへ至るまでのプロセス
● 記載する内容

上記全てが「 文化 」という側面から考えると変わってきてしまうのです。

「 記載する内容 」 と聞いて、ビックリされる方も多いのではないでしょうか?
下記カルチャーチェックの中でも例をあげている、「 契約書 」の例が分かりやすいかと思います。
ビジネスにおいて「 協力して物事を決定する 」という考え方は、日本特有のものなのです。
従って、こういった内容をそのまま英語に訳した場合、一体どういうことが起きるでしょうか?
欧米人には全く意味がなくないばかりか、違和感・不信感を持たれてしまう原因になってしまいます。

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よくある!翻訳でのこんな誤解

日本語では文章の中で強調しておかなければいけない場合に、「」記号を使用します。
このページでも、ご覧いただいてお分かりになるかと思いますが、何度か使用させていただいています。(「文化」、「契約書」など)

例えば、上記にある文章

● 上記全てが「 文化 」という側面から考えると変わってきてしまうのです。
では、「文化」というテーマを強調したいという書き手の意思を相手に伝えようとするために、「」を使用しています。
よく、日本の方が英語へと翻訳する場合に、この「」記号を、そのまま英語の“”記号へと変換される方をお見受けします。

しかし、これは大きな間違いだということをご存知でしたか?
異文化の国の言語なので、当然“”記号におけるルールも、全く違うのです。

従って、このページの「文化」を“culture”と翻訳してしまうと、欧米の方には奇妙に映るのです。

英文では、“”記号は強調するためのものではありません。(現在では、強調したいときには、イタリック体の文字を使うのが主流です)
“”記号は、反対の意味を表すときに使われたりします。
● He is a "good" teacher.
これは、決して「良い先生」という意味ではなく、逆に「悪い先生」を意味しているのです。

いかがでしょうか。
私たちが考えている翻訳世界と、実際の翻訳世界には大きな違いがあるのです。学校で、英語を学んでいましたが、その延長線上で翻訳というものを考えてしまうと、大きな誤解を招いてしまうことが多く、そして大きな誤解と危険を招くことなのです。

翻訳文章とは、相手の国の文化的側面を考慮して、誤解なく真意を伝えることができる文章なのです。
ELSでは、そんな本当の翻訳文章をお客さまに提供しています。

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実際に発生したトラブル例

私たち日本人は、もちろん日本で生まれ、生活してきました。読み書きも日本の学校教育を通して学び、当然のごとく「日本語で」読み、「日本語で」理解し、またそれが当然だと思っています。

しかし、世界に目を向けたとき、「私たちの常識が非常識になる」ということを、ご理解いただけたら幸いです。つまり、私たちが通常使用している日本語を、そのまま他の言語に置き換えても、正確に思いを伝えることはできないのです。文化の違いから、誤解を招くことも多く、最悪の場合大きなトラブルの原因になりかねません。

ここでは、実際にELSスタッフとお客さまとの間で発生してしまったトラブルをご紹介いたします。
これは、英文校正のご依頼をうけたときに起こったトラブルです。
ELSネイティブスタッフは、「品質をあげたい」という思いから入念に「カルチャーチェック」をおこなったのですが、いざ納品してみるとお客さまから、お怒りのお言葉を頂戴してしまいました。

その原因が……、「文章(単語)の省略」です。

私たちが使用する日本語。
実は、何度も同じ文章や単語を使っていることが多いのです。

今、この文章をご覧になっている方に質問させていただきます。「実際に発生したトラブル例」というタイトルから、ここまでに、一体何度「日本(語)」という単語が出てきたでしょうか。

上記の質問までで、合計8回「日本(語)」という単語が出てきます。

しかし、他の言語(特に欧米言語)では、同じような内容の文章が繰り返される、もしくは同じ単語が繰り返されるということは、ほとんどありません。上質な文章、つまり実際のネイティブが執筆する文章に近ければ近いほど、「繰り返し」が少なくなるのです。

ELSネイティブスタッフが、「実際のネイティブが執筆したような文章」にする場合には、ご依頼いただいた言語と内容にもよりますが、多くの文章と単語が省略されることになるということをご理解いただきますよう、お願いいたします。

このトラブルは、ELSネイティブスタッフの好意が、逆に仇(あだ)になってしまった一例です。まさに、「文化の違い」が招いてしまったトラブルなのです。

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カルチャーチェック

本当の翻訳は、日本語 → 英語 ( 英語 → 日本語 )にするだけでは、文章のもつ真意が伝わらないのです。下記、「 推薦状 」と「 契約書 」の例をご一読いただいたら、ご理解いただけるかと思います。

従ってELSでは、
● お預かりした文書の内容・構成が、文化的に適切かどうか
● 文章に必要な情報を見逃していないかどうか
を確認するために、文化的観点を踏まえた文章チェックをおこなっています。

スターウォーズ
By Official Star
Wars Blog (CC)
こんな場合にお勧めです……。
  • 推薦状

    志願者を必要以上に評価した、真実とかけ離れたような推薦状を目にします。日本の方は誤解されている方が多いのですが、こういった文章を英語にすると、かえって良い結果に結びつきにくくなるのです。
  • 契約書

    詳細を述べずに「 共に協力して物事を決定する 」旨を記載した契約書をみかけることが多々あります。
    日本人と欧米人とのつちかってきた文化の差が大きく現れる場面です。
    欧米人にとって、契約書は、心地よい信頼関係を結ぶものではなく、責任と義務を明確にするためのものです。よって、必ず契約書には詳細を記す必要があります。
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「細かいカルチャーチェック」の注意点

  • ご依頼いただく内容によって、作業に時間がかかります。 (ご希望される際には、必ず事前に弊社担当者にご確認いただきますよう、お願いいたします。)
  • 細かいカルチャーチェックになると、ネイティブスタッフが細かくチェックをおこなう作業になります。したがって、ご依頼いただいた翻訳 ・ 校正レベルによって異なりますが、レベルをアップグレード扱いにさせていただくことになる場合があります。詳細は、弊社担当までお問い合わせください。
  • カルチャーチェックは、文化的視点を重視しておこないます。よって、ネイティブが執筆したかのような文章へと仕上がります。しかし、下記の点にご注意ください。
  • 日本語がもっている言語の性質上、カルチャーチェックをおこなう際に、不必要だと思われる部分を大幅にカットさせていただくことがございます。これは、弊社が「不必要だ」と勝手に解釈しておこなうものではありません。「繰り返す」ことが多い日本語。これを翻訳する際、どうしても他の言語では「必要ない」、もしくは「違和感がある」と判断されてしまうためです。決して、内容の削除、文意の変更をしているわけではございません。あくまでも言語間における性質上の問題ですので、ご理解いただきますようお願いいたします。
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