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スウェーデンの概要

女性
By Per Ola Wiberg (CC)

スウェーデンは、かの昔、ヴァイキングの国として知られていました。
今では、社会福祉先進国、またデザインのすばらしいことなどで知られる国となっています。さて、地図を広げてみると、スウェーデンは、北ヨーロッパ、スカンディナヴィア半島 ( スカンジナビア半島 ) の山脈をはさんで向かって右側 ( 西 ) に位置しています。総面積は、450,000平方キロメートルで、日本よりやや大きめです。そのうち、森林面積は53パーセント、山地は17パーセント、湖沼と河川は9パーセント、およそ80パーセントが、自然に覆われているということがわかります。私が初めて降り立った、ストックホルム郊外にあるアーランダ空港に着陸前、眼下に広がる濃い緑の森と湖を見て、スウェーデンにやってきたという感を強められたものです。スウェーデンをスウェーデン語ではSverige ( スヴェーリエ ) といい、スウェーデンの北東にはフィンランド、南西にキャッテガット海峡を挟んでデンマーク、東から南にはバルト海があります。スウェーデンの人口は、約9,200,000人で、徐々に増えています。以前から移民の受け入れが盛んに行われ、様々な種族、民族が移住してきています。とはいえ、誰でも移民できるかといえばそうではなく、EU ( 1995年に加盟 ) 以外の国からや、戦争など身の危険のある国以外からの移民は、通常結婚、または同棲の理由以外で移民することは大変難しいものです。日本人留学生の場合だと、スウェーデンの移民局には自分で生活できるだけの資金を提示し、受け入れ先がしっかりしていることで、初めて居住許可が下りるわけです。
さて、話を戻します。スウェーデンの主都はストックホルムでそこは「 水の都 」、「 北欧のヴェネツィア 」 とも呼ばれる美しい街です。それぞれの季節に趣がありますが、特に機会があれば、夏訪れてみてください。いたるところにきらめく水面、その中に浮いているかのような地形、美しい歴史的建築物、生き生きとした都市の生活を同時に目の当たりにできることでしょう。世界的に権威のあるノーベル賞の授賞式も、このストックホルムで行われています。
スウェーデン全体に目を向けましょう。スウェーデンの公用語は、スウェーデン語です。スウェーデン語はゲルマン語に属し、特にノルウェー語、デンマーク語とは互いに意思の疎通が可能なほど、よく似ています。英語やドイツ語をよく勉強されている方なら、そんなに苦労なくスウェーデン語を始めることができると思います。なお、スウェーデンでは、小学校三年生から英語を学び始めることや、テレビでも英語の番組がスウェーデン語の字幕付きでそのままかかることも多く、多くの人が英語を話すことができます。
スウェーデンは、立憲君主制で、元首である国王は、国家の象徴であり、儀礼的職務のみを行っています。現在の国王はカール16世グスタフ、王妃はドイツ人の一般市民であったシルヴィア、こどもたちは、長女で王位継承者のヴィクトリア、第二子で長男のカールフィリップ、第三子で次女のマデレーンがいます。国民から親しみを持たれ、街の雑誌には、その娘たちや息子の恋愛事情が、絶えず詳しく取りざたされています。私はそれをみるたび、日本との違いを感じます。詳しく王室についてご存知になりたい方は、英語またはスウェーデン語で見ることのできる「スウェーデン王室公式サイト」(http://www.royalcourt.se/index.html)もあります。

さて、これまでにスウェーデンの基本情報および、近辺の興味深い話題を述べましたが、より部分的にスウェーデンのその他の情報もご紹介していけたらと思います。


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