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フランクフルト・ブッフメッセ

トースター
By Annia 316 (CC)


フランクフルト・ブッフメッセは、毎年フランクフルト国際見本市会場で秋に数日間にわたり開催されている国際的な書籍の見本市で、国際的にはむしろフランクフルト・ブックフェアの名で知られています。  

ドイツ最大の経済都市であるフランクフルトで開催されるこの本の見本市は、第二次世界大戦直後に敗戦国であったドイツが東西に分割されてからまもなく始まりました。当初は決して現在のような国際市として企画されたわけではなく、当時の西ドイツの出版社や書籍取引業者だけが参加するごく小規模な国内フェアでした。しかし、このようにして開かれた第一回目(1949年)を除くと、それ以降はドイツ国外からも参加する出版社が現れるようになりました。最初は主としてヨーロッパの他の諸国とアメリカからでしたがしかしその数は徐々に拡大し、1950年代のうちに名実ともに国際見本市へと成長しました。1960年代に入ると、言語的・文化的に大きく異なる日本の出版業界も、このフランクフルト・ブックフェアへの参加を始めました。  

この国際見本市では当初より、各国の書籍関連業者が一堂に会して親睦を深めると同時に、出展された書籍やそのカタログをもとに受注や発注が行われていましたが、その後は著作権に関する取引や国際共同出版の企画交渉など、業者間での国際間商談・情報交換の場としても機能しており、現在の世界の出版市場に大きな役割を果たしています。  

また最近の新しい大きな動向として、90年代に始まるI.T技術の爆発的な発展と普及にともなう書籍出版・流通の電子化によって、電子メディアを用いた新しい出版の形態にスポットが当てられていることがあります。この動きは紙媒体による従来からの本の形に加わる新たな可能性として今後もさらに拡大していくことが予想されます。  

最近では参加国数が100カ国を超え、書籍を出展する出版社も10000社に迫ろうとする勢い(内訳はドイツ国内とドイツ国外がほぼ半々といったところ)です。また、出展書籍数はおよそ40万点、そして、フェア参加者数は30万人程度ときわめて大きな規模に成長しています。日本からも大手出版社を中心にして毎年多くの書籍が出展されています。これには「日本会場」とよばれるスペースが使われますが、この中でも特に注目されるのが、2000年に開設された「コミック・センター」と呼ばれる展示場で、関連書籍がここに並べられることが現在の「マンガ」ブームの世界的な拡がりに大きく貢献していると言われています。



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ドイツ語一口メモ

現在ドイツ国内に存在するさまざまの方言は、低地ドイツ語、中部ドイツ語、そして、高地ドイツ語の三種に大きく分類されます。これらは大まかには現在のドイツの版図の北部から南部の諸地域に対応しています。ドイツでは他のヨーロッパ諸国に比べて地方分権がはるかに進んでおり、このため各地方で使用される地方言語も比較的手厚く保護されています。しかし、これらの言語のうちで公的な地位を認知されているものは限られており、公的地位の付与を巡って現在でも論争が続いています。



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